『風俗wiki』はユーザーによる風俗店での体験談をもとに書かれた風俗体験レポートを集めた口コミ風俗サイト。
Googleキーワードプランナーによる月間平均検索ボリュームは5,400。競合性は「低」とされる。
『風俗wiki』という名前の通り、多種多様な風俗店のカタログスペックを集めたサイトで画像の類はほとんど存在せず、テキストオンリーなのが特徴。風俗特報というポータルサイトと関連があるらしい。
何気に『大阪 風俗』で検索しても1ページ目に表示されることが多い。
掲載店舗は一応地域別になってはいるが、主に北海道、東京近辺、大阪近辺の地域で営業している店のみとなっている。
wiki内のメニューとして、各地域の更に細かい地域別、『ホテヘル』や『オナクラ』などの業種別、風俗店名の50音順、グループ一覧などがあり、それなりに使いやすい。
地域別メニューから地域を選んで開くと、その地域の特徴や存在する店舗一覧が表示されるため、例えば大阪に来たことが無い人が検索する時にもなんとなく特徴が掴みやすい作りになっている。
また店舗ページ内に入ると、先に書いたように店舗のカタログスペックとその店舗を利用したユーザーの体験を基にした体験レポート一覧が時期別に整理されている。レポートのタイトルは来店した日付+店名という様な形式を採っているため、この日付が新しいほど最新の情報だということが出来る。
使いやすいのはここまでで、ここから先は体力に余裕がある時でないと辛い内容になってくる。
まず、風俗wiki体験レポート内に入ると、所在地から始まり店舗の外観や内装、料金説明、スタッフの対応、在籍上の人数とレベル、システムなどがこれでもかというくらい書き込まれ、実際に遊んだ時に使うホテルなどの料金も記載されているため、事前に必要な金額が把握しやすいなど有益な情報が多い。
そして、この後に、この風俗wikiのメインとも言える体験談が続くのだが、こちらは読み手を選ぶ内容である。
軽く内容に触れると、まず遊んだ女性の名前は伏字かイニシャル表記なので、誰の情報なのかを推理するところから始めなくてはならない。
そして、お世辞にも文章的に上手いとも言えず、どことなく、中学生が己の欲求に沿って知っている単語を並べたような性衝動に溢れた文章の様である。その文章が、ところどころテキストを強調されながら、所狭しとページを埋め尽くす。そして、定期的に描かれる擬音の数々。
体験記事であるので、女性と会った瞬間からを実況中継の様に書いてくれるのはいいのだが、中には明らかに禁止行為に及んでしまっているのではないかという記述があったりして、掲載された風俗店と女性側としては諸刃の剣とも言える。
事実、風俗wikiで本番描写ともとれる記述がされた女性は急に新規予約の入りが良くなったりするので分かりやすい。
概要でも書いたが、読み物としては読みにくい文章であるが、情報としては有益。あまりにも細かく書かれるので風俗スタッフとしてはやりづらい一面はあるかもしれない。
受付スタッフの対応から雰囲気、はては服装や髪形、髭、年齢などここまでくると個人情報の漏洩ではないかと思うくらいに書き込まれている。というか髪形位放っておいてくれ。髪が無い人だっているんだ。ハゲに罪は無い。
ある程度はテンプレを使っているとは思うが、これを毎回真剣に書いているとしたらちょっと怖い。待合室の広さや置いてるソファーの数まで記載されているので、実際に言ったことが無くても想像が出来てしまう。
風俗に行き慣れた人、もしくはヘビーユーザーからすればこのサイトは非常に使いやすいサイトと言えるかもしれない。
店名と来店した日、時間帯が分かればイニシャルからでも女性を特定することが出来てしまう。そして、その女性がどんなプレイを出来るのかも・・・。
「あっ・・・ああっ・・・もっとちゅっちゅしてぇ~・・・」など書いてある台詞をそのまま言ってくれることもあるかもしれない。
だが、やはり個人的には文章があまり好きではない。昔のエロ本に載っていた投稿体験談にせっせと投稿していたような職人の方達はどこへ消えてしまったのだろうか。
「女性による柔らかな手の動きに小生の愚息はあれよという間に膨張しはち切れんばかりとなり、発散を待つ熱の昂ぶりを感じさせる。これから愚息に起こる事の期待感がより一層の刺激となり、小生を興奮させた」という様なノリの体験談を久しぶりに見てみたい気もする。
それはそれとして、あまりにも描写が細かすぎるので、このサイトに投稿している人たちは本当に風俗遊び自体を楽しめているのだろうかと心配になってしまうが、当人達には無用の心配だろう。