『ガールズヘブン』は大手ポータルサイト『シティヘブン』の女性向けの風俗求人版。店舗スタッフ用として『ジョブヘブン』もある。
Googleキーワードプランナーによる月間平均検索ボリュームは14,800。競合性は「低」とされる。
シティヘブンの女性版。あちらはシティヘブンネットが正式名称であるのに対し、こちらはガールズヘブンネットとはならず、ガールズヘブンである。対象が男性であるシティヘブンと比べると、検索ボリュームも三十分の一程度と歴然とした差があるが、こちらは風俗の求人を探している女性向けであるため仕方がない。
サイト内のコンテンツの充実を図るため、とあるコンテンツの更新を忘れたりすると次週のランキングから除外するなど掲載店に対しても容赦がない。昭和の時代、玩具屋で欲しくもないプラモデルとガンダムのプラモデルの抱き合わせや、人気のあるゲームソフトと在庫余りの抱き合わせなどを彷彿させるセット販売が得意でもある。
プランが上がるほど店長ブログの一日あたりの更新可能回数が増えるが、風俗の求人に特化した内容で一日に五回も書く内容などあるわけもなく、多くの風俗スタッフを苦しめているであろうことは想像に難くない。だが、その状況が多少改善され、2019年6月3日頃より最上位プランでも一日の投稿回数が三回と減少し、代わりとして最上位に表示できる回数が増えた。
そんなガールズヘブンも、一時、バニラに対抗して「ガールズヘブン、ヘブンヘブン」と騒ぎ立てる宣伝カーが街を縦横無尽に走り回っていたが、騒音で訴えられたのか最近はあまり姿を見ない。
しかし、認知度上昇には確実に効果を上げた。
二匹目のどじょうを狙ってか『ビガーネット』も同じような車を走らせているが、こちらは「彼氏は諭吉」と宣伝カーに書かれており、それなりにインパクトが強い。新紙幣が登場したら「彼氏は(渋沢)栄一」と直すのかどうかは不明である。
これらのサイトに比べると『ぴゅあじょ』や『いちごナビ』は大人しめな気がするが、それぞれのサイトにも戦略があるのだろう。
ガールズヘブンを更新する側としては「俺たちは更新を強いられているんだ!」と某アニメのキャラの様に叫びたい風俗スタッフは全国に多数いると思われるが、彼らのお陰でガールズヘブンは非常に充実した内容のコンテンツを誇っている。
充実しすぎて、どのコンテンツがどんな内容で、バナー広告もプランがありすぎてどれがどの位置なのか分からなくなってしまうという欠点もある。さらには、有料で追加できるオプションが非常に多い為、これらを指してヘブン商法と揶揄されることもある。
他のサイトよりは店とサイトの相性の良し悪しが出ずらいと思われる女性風俗求人サイトである。影響が出るとしたら契約しているプランくらいであろうか。
上位プランはそれなりに料金が高いので「ぼったくり」かと真剣に思ってしまう店舗もあると思われる。だが、上位プランで更新をしっかりしていれば、相応の反響はある為、判断が分かれるところではある。
求人動画、店長ブログ、先輩ボイスなど各種コンテンツに加え取材コンテンツや専用コンテンツなどもあり内容の充実度は高め。
サイト内容の健全化を掲げ、掲載店舗にも嘘の記載が無いか目を光らしている。その為、よくわからないぽっと出のサイトよりも遙かに信用度が高く、風俗の仕事を探す際には、とりあえずガールズヘブンを見てみるという女性も多い。というより、お目当ての店が決まっているならともかく、そうでないなら色々な店が掲載されているポータルサイトを見た方が早いという理由もあるだろう。
こちらも『大阪 風俗 求人』で検索すると大抵検索結果の最初の方に出る。はたして『大阪 風俗 求人』で検索する人がどれだけいるかは疑問ではあるが・・・。
知名度が高いので直接ガールズヘブンを検索する人の方が多そうであるが、ガールズという名称から若い女性向けという雰囲気を感じ取れなくもない。実際に『働く熟女ネット』など『熟女』向けと一目で分かる求人サイトを利用する40代の女性も多い。
知名度では断然ガールズヘブンの方が上だが、やはりニッチな需要はあるということか。
男性求人用として『ジョブヘブン』というのもあるが、こちらは別項にて説明する。